
2012年1月20日 金曜日
改めまして宜しくお願いいたします!ケンマスイです。
ラジオのDJやテレビを始めメディアで活動をさせていただく傍ら、ミュージシャンが始めた自然エネルギー推進組織 ”ap bank”の活動にも深く関わらせていただきap bank fes(年1回の野外フェス)の出演を始め様々な取り組みを国内外で調査研究をする仕事もしております。日々の活動を通じて学んだ事、触れている具体的な事業等をご紹介させていただきたいと思います。
このコラムをご依頼いただき、BLOGタイトルを「エネルギーの世界」にしたのは3.11以降の日本のエネルギーに対する国民意識の変化や世界の大きな流れ、またそれを受けて普及開発が続く自然エネルギーの必要性を様々な「世界」で活動している人、モノ、取り組みをご紹介させていただくというコンセプトから来ています。
お固い前説明はここまでにして第一回目にふさわしいハワイの自然エネルギーを研究開発しているHenk Rogers氏をご紹介したいと思います。
皆さんがおそらく一度は遊んだことがあるであろうテトリスというゲームの共同開発者で、一代で財を成し自分の限られた人生をどう活かすか?という自問自答の中いくつかの「人生の目標」を掲げ、その中の一つに「石油燃料の使用を終わらせる」という壮大なテーマを持ち、”Blue Planet Foundation”という財団を立ち上げ楽園ハワイの地から発信を続けている人です。
ハワイ、特にオアフに行った事がある方はご存知だと思いますが、公共交通機関はバスしかなく、H1という高速道路を柱に車での移動がメイン、朝晩はかなり渋滞をする。 さらに島内の物資は90%アメリカ本土からの輸入品で当然石油も大量に消費している。ホテルや観光バスの中は必要以上に冷房が効いていて寒いくらい、さらにハワイ全土で一番エネルギーを消費しているのは観光客ではなく軍事産業である。
オバマ政権発足後以降、グリーンエネルギーの普及、軍事産業の縮小が大きな課題になっており、いろんな意味でアメリカを象徴しているハワイという場所で自然エネルギーを大きく導入する事で本土を始め世界からの注目を受けやすい、という事でHenk氏はこの地を最適と考えている様だ。
ゲームソフト開発で得た多額の富を娯楽には使わず、ホノルルのあるオアフ島ではなくハワイ島に農場を購入。70Haという広大な土地に馬や豚、七面鳥や鶏、そして写真にあるように石の壁の中にはハワイが原種で絶滅を危惧されている植物を集めて保護もしている。朝食の卵は農場から野菜、果物もすべて自然の恵みをいただく。
また州の運営する電力会社の送電線からの離脱をするためにワークショップの屋根の上は太陽光パネル(シャープ製でした)やNASA等にも納めているオーダーメードの蓄電池を使い完全なる「エネルギー独立型農場」の運営をほぼ成功させている。まずは自らの姿勢をただす事でハワイ政府、もっと言えばアメリカ政府に提言をしている「エネルギー開拓者」である。
Henk氏いわく「ハワイは自然エネルギーの宝庫、安定した日照時間、気候条件、そしてなんと言ってもハワイ島には世界最大級の活火山がる」ハワイ島に到着して農場で収穫した野菜サンドをいただき1時間程経、一息つき間もなく島の反対側まで180KMのドライブ、2時間かけて火山まで連れて行ってくれました。まだ熱のこもった溶岩の固まりをバリバリと音を立てながら永遠と進む。地熱や水素のエネルギーでハワイを変えたいと意気込むHenk氏。
「有言実行」「永遠の少年」そんなキーワードが最適な実業家、Henk Rogers。ハワイに次行く機会があったら気にしていただきたい。

henk氏所有の電気自動車「TESLA」の前で

